私は2022年4月に家族4人(30代夫婦+1歳児+愛犬)で賃貸マンションに引越しをしました。
こちらではその時の体験談をかなり詳しく公開していきます。
私たちと同じように30代前後のご夫婦で子供が生まれたことをキッカケに引越しを検討されている方も多いと思いますので、私たちがうまくいったこととうまくいかなかったことをぜひ参考にしてみてください。
30代夫婦が幼児をつれて引越しをするのはめちゃ大変
はい。冒頭から本音を書いてしまいましたが、30代夫婦が小さい子供をつれて引越しをするのはめちゃめちゃ大変でした。
私たちの場合、子供だけでなく愛犬もいるので引越しの難易度で言えば激高です。
そんな私たちですが、いろいろ作戦を立てて苦労して引越しをしたからこそ引越し後の今は最高に充実した生活を送れています。
それではさっそく具体的にどのように引越しを成功させたのかを順に書いていきたいと思います。
私たちがどんな部屋からどんな部屋に引越したのか
私たちの場合、子供が1歳になって歩き始めたぐらいで前に住んでいた部屋が狭すぎることを理由に引越しを検討し始めました。
前に住んでいた賃貸が1LDKで10畳ぐらいのキッチンリビング+7畳の寝室(ペットOK)という状況で、家賃は7万5千円ぐらいでした。
そこから引越したのが2LDKで16畳ぐらいのキッチンリビング+7畳の部屋+7畳の部屋(ペットOK)という物件で、家賃は11万円ぐらいです。
とにかく子供が歩き回るので大きめの空間がないとダメという前提で、16畳のリビングと隣の7畳の部屋をフラットでつなぐことができるタイプのお部屋に引越しをしました。(実質リビング23畳+7畳の部屋という形で使用中)
まず引越しに何を求めているのかを明確にするべし!
どんなお部屋に引越したのかをサラッと書きましたが、まず引越し先の賃貸物件を検討する上で「絶対に外せない条件」と「できれば欲しい条件」をひたすら書き出していきました。
私たちの場合はこんな感じ↓
<絶対に外せない条件>
- 子連れOK
- ペットOK(中型犬)
- 2LDK以上(広さ重視)
- 家賃12万円未満
- 地域(県内4箇所)
<できれば欲しい条件>
- 1階
- 角部屋
- 鉄筋コンクリート(防音)
- 駐車場の止めやすさ
- 都市ガス
- 収納スペース大きめ
私たちの場合はこんな最終こんな感じに落ち着きました。これを見てかなり少ないと思われた方もいると思いますが、これはあくまでも募集物件の中から絞る条件なのでこれぐらいにしておかないと内見できる物件自体がなくなってしまいます。
特に「絶対に外せない条件」に関してはよく考えてから物件探しを開始していくようにしましょう。
実際にお部屋を内見する際には不動産会社の営業マンがついてきて、今どんな物件を探しているのかという質問が必ず飛んできます。その時に明確に絶対条件を伝えることができればネットに掲載前の物件なども紹介してもらえることがあるからです。
この絶対条件が多すぎたり、少なすぎて後から条件を変えたりするとなかなか思うような物件にたどり着けずに時間だけが過ぎてしまうのでホントに重要なポイントになります。
細かい条件は物件ごとに判断するしかない
上の項目で「絶対に外せない条件」と「できれば欲しい条件」を紹介しましたが、これ以外の条件に関しては実際の物件ごとに見ていくしかありません。
物件毎に判断していくもっと細かな条件については流動的なものになるので「引越しに求める理想リスト」として持っておくと便利です。これはあくまでも理想なので何個でも追加してリストにしましょう。
何件か候補が出てきて比較するときにこのリストをどれぐらい達成できるかによって判断していくこともできます。
一応私たちが作った「引越しに求める理想リスト」も掲載しておきます↓
徒歩圏内に公園、徒歩圏内にスーパー、宅配ボックスの設置、大きめのお風呂、ゆとりのあるキッチン、築年数10年前後、オートロック、ネット無料、管理会社24時間対応
つらつらと書きましたがこんな感じです。この理想リストはあくまでも理想なので内見などをしていいなと思ったことがありましたらドンドン追加してOKです。
条件が決まってきたら実際にSUUMOで検索
ここまで準備ができたら条件に合う物件がどれぐらいあるのかを見てみましょう。物件の検索サイトはどこを使ってもいいですが、とりあえず最大手のSUUMOを使って調べておけば間違いないです。
初めて使う方は簡単に初期登録を済ませて、上であげた「絶対に外せない条件」をもとに検索してみてください。
検索結果で数件から数十件出てくる状況でしたらOKです。
逆に1件も出てこないとか2、3件しか出てこない場合は絶対に外せない条件が厳しすぎる可能性があります。特に広さと家賃のバランスは探す地域によって大きく変わってくるので、無理はしない範囲で家賃を高めに設定しておくのもいいと思います。(場合によっては家賃交渉もできるので)
良さげな物件を見つけたら実際に見にいって想像を膨らませる
SUUMOで検索をしてみて良さそうな物件を見つけたら、とりあえず何も考えずに一度見に行って見ましょう。
当たり前ですが見るのはタダです。実際に内見したら営業マンから営業電話がたくさん来ると思っている人もいるかもしれませんが、よほどヒマな営業マンでもない限り1回内見に行ったぐらいでは営業をかけてくることはありません。
引越し時期も決まってないし、、、とかいろいろあると思いますがそんなの全然気にする必要はないです。実際に引越しするかも決まってないという方でもとりあえず見てみることが大切です。
なぜなら引越しなんて真面目に考えれば考えるほどめんどくさいイベントだからです。
だからこそ、逆に見切り発車で内見をしてみて今のお部屋よりも大きいお部屋やキレイなお部屋を体感することでとりあえず引越しに対するモチベーションを上げることが大事です。
こんなお部屋に引っ越せたらいいなーとか、やっぱり今の部屋では小さすぎるよなーとか、子供が家族が喜んでくれるよなーって楽しい妄想を膨らませに行ってみてください。
SUUMOから子連れ夫婦が内見申し込みをする時のメッセージ雛形
SUUMOなどで条件を絞って、良さそうな物件を見つけたらとにかく一回見に行ってみましょう。
SUUMOに掲載の物件には物件毎に12桁ぐらいの「物件番号」が割り当てられていますので、その「物件番号」をメモしてください。内見申込みは同時に2件とか3件も大丈夫です。
その際、私たちと同じように小さな子どもがいる場合は「現地集合現地解散」がおすすめなので、私たちが使っていた内見申し込みの雛形を公開しておきます。
<現地集合現地解散の内見申し込み雛形>
お世話になっております。物件番号〇〇と〇〇を見学させて頂きたくご連絡致しました。幼児+大人2人で見学したいので可能でしたら現地集合希望です。どうぞよろしくお願い致します。
〇〇には先程確認した物件番号を入れて、SUUMOの内見申し込み画面から送信しましょう。
内見希望のメッセージを送ったらだいたい24時間以内に返信があると思います。また内見したい物件が退去前の場合や新築物件でまだ完成していない物件などの場合は、いつからなら内見できるという形でメールが来ます。
内見可能な物件の場合はメールで内見希望日を聞かれますので、下記の雛形を参考に返信してください。
<内見希望日の返信メール雛形>
お世話になっております。
内見希望日としましては○月○日、○日、○日で○時〜○時の間で調整頂ければ幸いです。
当日は大人2人+幼児1人の合計3人でお邪魔させて頂く予定ですので、現地集合現地解散を希望します。(駐車場の有無などもご案内頂けますとありがたいです。)
どうぞよろしくお願い致します。
内見希望日は3日程度提示してあげるとスムーズに決まりやすいです。また内見に行く人数も伝えておきましょう。
内見に行くと1件30分〜45分ぐらいは掛かりますので、どうせいくなら同日に2件くらい見るのが効率的にいいです。
賃貸物件の内見に持っていくモノ
まず持ち物ですがメジャー、ペン、メモ帳の3点セットは確実に持っていきましょう。メジャーはできれば硬いパキパキのヤツ(100均にも売ってる)の方が高さを測りやすいのでおすすめです。
加えて、引越しをする際に今のお部屋から持っていく大型家具家電のサイズに切った新聞紙か画用紙を持っていくととても便利です。
大型家具家電のサイズを事前に測っておいて内見時に収まるかを見るだけでも大丈夫ですが、キッチンや洗濯場に冷蔵庫や洗濯機のサイズの紙を置いてみるとイメージがつきやすいです。
また内見物件の間取り表とスリッパに関しては不動産会社が持ってくるので大丈夫です。
賃貸物件の内見で必ずチェックするポイント
まず先に賃貸物件で内見を開始する時に不動産屋さんの承諾を得て、スマホで動画を撮りながら見ていきましょう。
そうすることで後から確認したいことが出た時に、動画を見直すだけで解決することが多々ありますので便利です。
それでは具体的にチェックするポイントを紹介します。
<賃貸の内見で見ておくポイント>
- ①持ち込む予定の大型家具家電が搬入できるか
- ②壁を叩いた時の音
- ③テレビ線の位置とネット回線の位置
- ④エアコンの位置とエアコンの製造年数
- ⑤給湯器の年式
- ⑥ゴミ出しの位置と状態
最低限この6ポイントは確認しておきましょう。
まず①持ち込む予定の大型家具家電が搬入できるかについてですが、ファミリー用の冷蔵庫やドラム式洗濯機などを持ち込む予定の場合は必ず確認しておきましょう。玄関は通過できても洗面所のドアが通らないパターンや通路が狭くて曲がれないパターンなどもあるのでご注意ください。
②壁を叩いた時の音については、防音性の確認です。作りが鉄骨や鉄筋コンクリートの場合、基本的には防音に優れていますが極稀にお隣さんとの壁だけ木製の物件があったりします。壁をコンコンとすればすぐにわかることなので必ずチェックしましょう。
③テレビ線の位置とネット回線の位置については基本的にその場所で固定になります。(延長コードで伸ばすことはできますが)テレビ付近にソファを置いたりダイニングテーブルを置く予定がある場合は思ったような形で配置できるかを確認しておきましょう。
④エアコンの位置と製造年数についてはエアコンが最初からついている場合は確実にチェックしましょう。またこのエアコンが「設備」なのかは絶対確認してください。設備である場合は故障した時に大家さんが直してくれますが設備でない場合は修理や取替え費用が自費になります。設備でない場合で製造年数が10年近いエアコンの場合は入居前に撤去してもらえるか確認しておきましょう。(捨てるのにもお金が掛かるので)
⑤給湯器の年式については年式が10年以上の場合は故障してしまった時に速やかに修理してもらえるのかを確認しておきましょう。給湯器に関してはほぼ設備だと思いますので、自費の修理は必要ありませんがお湯が出ないとお風呂に入れない日が続くことになるので事前に警戒しておくといいです。
⑥ゴミ出しの位置と状態については、特にごみ置き場の状態をしっかり確認しましょう。ゴミ置き場がキレイに保たれているところは安心ですが、逆にゴミ置き場が汚れていたりゴミ出しの日でもないのにゴミが置かれているような賃貸は住んでいる人に問題があることが多いです。プロの不動産屋さんもゴミ置き場は必ずチェックするポイントなので忘れないように確認しましょう。
ここでは内見でチェックしたいポイントを6つ紹介しましたが、これはあくまでも最低限見ておくポイントです。もちろんこれ以外にもご自身が気になるポイントは事前にメモしておいて確認するようにしましょう。
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